いつもお問い合わせ・ご入庫ありがとうございます。FKエンジニアリングです。
先日、WEBよりご予約頂きましたお客様のBMW 320d(F20)のバッテリー交換交換作業を行いましたのでそのレポートになります。
今回はお客様より「バッテリーが弱っていてアイドリングストップがかからないのでバッテリーの点検・交換をしてほしい」とのことでご入庫いたしました。
早速作業に入っていきますが、F30のバッテリー搭載位置は写真のようにトランク内にある右側のカバーを取り外したところにすっぽりと搭載されています。
重量物であるバッテリーを後方に搭載しているのは前後の重量配分に気を使っているBMWだからこそのこだわりであり、さすがだなぁ・・とは思うのですが、作業性に関して言えばちょっとだけ大変。
というのも、バッテリーの重量が約25kgと中々の重さなので、搭載位置的にもお車に傷をつけないよう慎重な作業が必要になりますからね。
取り外しを除けば交換作業自体は一般的なバッテリー交換とはそれほど大きな違いはないのでバックアップ電源を取りながら交換をしていくという流れになります。
無事にバッテリーの交換が終わった後はトランク内の内装部品を元通りに組み付けて作業は完了・・とはいかないのが最近の自動車の大変なところ。
というのも、専用の診断機を接続して交換したバッテリーの情報を自動車側のコンピューターに登録したりインターバルのリセット作業などを実施してあげないといけません。
特にアイドリングストップ搭載車などはこのリセットや登録作業ができていないと、せっかくバッテリーを新品に交換してもアイドリングストップが正しく機能しない・・なんて事例が多かったりするので注意が必要です。
というわけでバッテリーの交換作業やリセット作業、バッテリー情報の登録作業などが無事に終わりましたのでこれにて作業完了となります。
最近のバッテリーは性能が上がっているため、バッテリーが上がる直前まで何の問題もなく使えてしまうことが多く、昨日までは普通だったのに次の日にいきなりバッテリーが上がってしまった・・なんて事例が増えてきています。
そして最近の自動車の多くはバッテリーを交換するだけではなく、専用の診断機を接続しての登録作業やリセット作業が必要な車種も多いので注意が必要な作業でもあります。
今回のF30も入庫時にはアイドリングストップが機能していませんでしたが、バッテリー交換後に診断機を接続してリセット作業と登録作業をしたところ、アイドリングストップが正常に機能するようになりました。
当店では国産車・輸入車専用の診断機を導入しているので、「自動車の調子が悪い」だとか「チェックランプが点灯してしまった」なんてことがありましたらお気軽にご相談ください٩( ᐖ )و
ということで、BMW 320d(F30)のバッテリー交換作業のレポートは以上になります。今回はWEBよりご予約いただきありがとうございました。